カテゴリ
以前の記事
2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 連絡先
上のカテゴリから「レッスンのご案内」を選択してご覧ください。
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
江戸文化の源流といわれている小江戸(こえど)川越。本川越駅から五分ぐらい歩くと、まるで江戸時代にタイムスリップしたような街並みが現れる。道沿いに電柱と電線が全く無く、通りの向こうに青空が大きく視界に映る。歩いているだけで心が開放される感じだ。
土蔵造りの店舗が並び、さまざまな意匠を取り入れた鬼瓦が街並みに風格を与える。川越城を築いた太田道灌が江戸にその文化を移し、川越は「江戸の母」と呼ばれた。東京に住む我々にとって小江戸川越は心の原風景だ。 川越は江戸時代、舟運で栄えた。生産されたサツマイモや菓子類を舟で江戸に運び、江戸で生じた人糞や灰をまた舟で持ち帰り肥料として使用した。外国人宣教師も驚嘆した循環型社会であった。菓子屋横丁には今でも菓子屋が軒を連ね当時の繁盛ぶりを偲ばせる。 氷川神社まで足を運ぶと、境内に「招福・一年安鯛」のおみくじがあった。脇に釣り竿が置いてあり、その先端に海老がついている。海老で鯛を釣りあげるのだが、尻尾に挟んだおみくじが吉でも凶でも目出タイという愉快なおみくじだ。 お土産にサツマイモで作ったお菓子を買った。江戸時代焼き芋で大人気だった川越のサツマイモ、時代は変わってもとろけるようなサツマイモの美味しさは生きている。街並みもお菓子も何か原点にもどったようなノスタルジックな一日であった。
by taichi1h
| 2012-05-19 22:56
| 春夏秋冬
|
ファン申請 |
||